LifeR stg:3

date

2008/10/17(金)~19()

この公演は終了しました。

hall

KID AILACK ART HALL

fee

普通券

前売¥1,700- 当日¥2,000-

アカデミックパス

前売¥1,500- 当日¥1,500-

outline

 デカい旅行鞄を二つも抱え、ようやく駅に辿り着いた。急がなければ自分と家族の命が危ない。焦っているのに躓いて、必死なのに運がない。一人の小汚いなりの老人に捕まり、案の定三日に一本しかない首都行きの列車を逃す。
 余所者を受け付けない町の外れのバーでひっそりと歌うのは双子の夫婦のジャズまがい演歌歌手。片目の男と片目の女から生まれた子は何故か四つ目だったが、夫婦はこれを主の贈り物として大切に受け取る。『主』というのがなんなのかも知らないが、大切にするのに理屈はいらない。だがある時町にその『主』がやってきてから、途端に夫婦は我が子の存在を奇妙に感じ始める。
 そいつは昔は眼が七つ在ったと云う。二つしかないじゃないかと言うと、既に落眼したからだと応える。時期が遅かったので当時は虐められたのだと。どうにもヒトにしか見えないと言うと、ヒトと違い我々は指が四本しかないと応える。だが見てみるとちゃんと五本揃っている。今度は自分は奇形なのだと応える。云うまでもなく昔はそれで虐められたのだと。ヒトは自分を虐めないので好きなのだと。
 先祖代々、記憶の修練を実践し続けるのは偏に人類初の「眠る社会学者」と成るためだと、いつも祖父から聞かされていたが未だに全く意味が分かっていない。そんなものを目指すくらいなら人類初の火星到達を妄想する方がまだ実利的だ。先祖の阿呆な思いつきに付き合わされて、いつまでこんな阿呆な事を続ければよいのか。祖父の代で早めの反抗期を、父の代で思春期を試行して自分の代でようやく成人を迎えることになる。ならば、きっとこの阿呆な試みも自分の代で白黒決着が付くのだろう。日に日に蜂の色に染まってゆくバターの窓枠に噴水の羽を差し込みながら、今日も修練に励むほか無い。そういう家柄なのだから。

Cast

矢野 公佳

川上 嚴貴

横野 泰

宮本 荊

Staff

作・演出宮本 荊

舞台・照明高木 祐典

音響越智 幸子

衣装佐賀 はるな

宣伝美術宙吉Rimester

制作門司 真理菜

製作LifeR

timetable & ticket
開演
2008年10月17日(金)15:00~ / 19:00~
18日()13:00~ / 19:00~
19日()13:00~ / 17:00~
チケット・料金
当日前売りWeb予約
普通券¥2,000-¥1,700-
アカデミックパス¥1,500-¥1,500-

アカデミックパス

中・高・大学・専門学校等の学生、また教職員の方などがご利用頂けます。ご入場の際に「学生証」「職員証」「IDカード」などを提示してください。

以下に在学、在勤している方が対象となります。

  • 中学校、高等学校、盲学校、聾学校、養護学校、または各種学校申請を出している外国人学校
  • 大学 (大学院・短期大学含む)、高等専門学校、専修学校、専門学校及び各種学校
  • 教育センター、教育研究所、美術館、博物館、公民館、図書館等の機関

※当日受付にて身分証をご提示下さい。

※こちらの公演は終了しました。

Hall & Access
会場

KID AILACK ART HALL(会場HP)

京王線明大前駅下車、改札出て右へ徒歩3分。

〒156-0043 東京都世田谷区松原2-43-11

地図 + 会場への歩き方

↑のページで「会場周辺地図」や「駅から会場までの歩き方」をご案内しています。

携帯からも参照できますので、ご来場の際にご利用下さい。

Image
フライヤー

フライヤー(表)

フライヤー(裏)

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