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さてさて、稽古はどうなったの？？と思ったら、まーだまだ《青：川上》の私的日記が続いてますね…。しかも相当にお腹が減っているらしく…

《桃：★今日は何を食べよう。牛丼だべよ〜かな〜。ラーメーン、弁当　チャーハン。サラダ》

と、今夜の晩ご飯についての相談（自分に）が始まりました。しっかし。。。ものすごい偏ったレパートリーですね〜。コレ、それぞれ独立してて、ドレか一つを選ぼうとしてるんですよね？まさかまさか、牛丼の後、ラーメン食べて、お弁当買って、チャーハン作るんじゃないですよね？もしそうなら、《赤：それは大食い選手権に出さねばなるまい！！》あ、なんか一つだけ健康に気をつかった「サラダ」なんてものが付け足されてる、一応考えてるんだ。

《桃：★あ〜、腹へったなー。お腹へった。》

何度主張するんだってば！！わかった、わかったから。お姉ちゃんがアメちゃんでもあげよぉ。って、生八つ橋でもの足りなかった訳ですから、食事させないとおさまらないでしょうか…。あと少し、《橙：稽古が終るまで倒れないでね…。》

《桃：★9:00分けいこ開始》

やっと稽古が再開しました。。。やれやれ一安心。

《桃：★跡さん、パントマイムガンバッテくだせぇ　P112からね。DrugElevator（前）》

さ！始まります！前ページで予告だけしておいて(多分)稽古せずに休憩に突入し、川上私的日記が暴動のように間に挟まりましたが…。始まります！「《緑：第7章　ＤｒｕｇＥｌｅｖａｔｏｒ（前）》」の稽古です、《橙：難関です、最大の難関です、何が難関って、解説しづらい！！》このシーンは。

「《緑：第7章　ＤｒｕｇＥｌｅｖａｔｏｒ（前）》」は「《緑：第8章　ＤｒｕｇＥｌｅｖａｔｏｒ（後）》」と対になっている、というか多分長さ的便宜上的に「前編・後編」に別れただけと思われますが、二つ揃って一つのシーンです。

これまでは、跡部・宮津・真理3者の回想やら再現やら含めて「会話」で成り立ってきたストーリーでした。が突如としてこの2シーンは、跡部がある小説（記事）の主人公に扮してそのお話を体現する、と思いきや実は跡部の半生記でもありましたって、そんなシーンです。伝わりましたでしょうか…？…自信がにゃい…。ま、とにもかくにも、そぉんなちょっと異質なシーンが間に挟まった、と認識してください（と、無理矢理まとめ）。

解説者的にも難関なこのシーンですが、役者陣とくに跡部役・《青：渡辺》にとっては試練の他の何物でもないシーンでございました。なぜなら、セリフのほとんどは外部の人間（《青：宮本》・《青：矢野》）が担当し、当の本人はそれに合わせて《橙：パントマイムで全てを表現せよ》、とのお達し…！！具体的には、エレベーターに乗ってる間の細かい所作（ボタン押す動作からエレベーター内で壁にもたれかかるやら何やら）や、何故か果てはダンスまで、体使っての表現満載でしたね。

と言うわけで、《青：川上》が「ガンバッテくだせぇ」と江戸っ子…違うな…《赤：ヤクザな弟分ですか？！》…で、励ましているのでした。

《桃：★僕はお客さんをやります。》

《青：川上》、お役目をいただきました。お客さん役でございます。これ結構重要なお役目で。

「《緑：第7章　ＤｒｕｇＥｌｅｖａｔｏｒ（前）》」の始まりは「《緑：耳》」と名を付けられたＧＭ役・《青：門司真理菜》嬢の独り芝居からスタートでした。何を「独り芝居」ってたかはセリフより抜粋しまして…「《緑：人が一人、どのくらい傷ついたかというのは位置関係＝外的観測要因と被害の大きさ＝内的観測要因の二つを見ればよく分かる》」という事を《橙：“自動車”ＶＳ“２トントラックor戦車”の事故を例え》に必死に四方のお客様方に訴えかけていたのでした。

その独り芝居の間に、《青：門司真理菜》嬢が実際にお客さんにスケッチブック（だけどカンニングペーパー）を渡し「ちょっと持っててよ、そして合図したらめくってよ」とお客さん巻き込んでたのでした。その無理矢理わたされるお客さん役にこの稽古で抜擢されたのが《青：川上》くんでした！！！いや、重要なんですよ、本人たちにとっては、とっても。